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上海ツアー⑤ 祭りの後

お客さんは若干少なめだったものの、異常な盛り上がりだったのでバンドもかなり満足してました。
ライブ終了後に会場内で残ってたファンの皆と写真撮ったりサイン攻めにあったりしてました。
地元のバンドの日本人Dsさんが某大手ドラムメーカー勤務なので「営業活動とかどうスか?」とか言って、Larsに引き合わせてエンドースメントとかの話なんかをして頂いたり。お互いに好感触だったみたい。
エンドース決まるかどうかは不明ですが、縁あって上海で出会ったんだから何も話さないより話した方が良いかなと。良かった良かった♪

「シローは当然この後、一緒に飲むんよね?勿論。」と言われてたので、会場が締め切りになるまでバンドに同行してたサウンドエンジニアの人やMiriam女史とビールを飲みつつ談笑しておりました。
サウンドエンジニア氏曰く、「煙草が安ーい。ドイツじゃ17本入りで8ユーロだもん。」と言っておりました。
確かに。っつーかメンバー含め全員喫煙者ってのも珍しいなぁと。

そうこうしてる内に、時間になったので機材搬出のお手伝いしつつ外へ出て機材を持ってホテルへ向かおうとすると、例の禿げ散らかしたプロモーターの青年が「じゃあ、皆で写真とか撮ろうよぉ~」と呼び止める。しかも自分のデジカメのみ用意して。
え?何この空気の読めなさは?と思いつつLarsと目が合ったら、彼も「うへぇ。また出たよ」みたいな顔してました(笑) そして「あ、ごめーん。ブレたからもう一回良い?」ってな感じで撮り直しが3回程続いたので、最終的に「はぁぁ(溜息)」みたいな空気になってしまいました。
俺的にはその雰囲気が面白かったんで、最後は帽子を脱いでArkadiusの髪の毛を自分の頭に乗っけて写真に写りました(笑)

で、ホテルまでMiriam女史&エンジニア氏と一緒にタクシーで移動したんですが、道中はやっぱりツアー中の彼の事についての愚痴を聞かされました(笑)
「相当仕切りが悪い」とか、「奴はドンキー過ぎる」とか、かなり不満タラタラ。
「彼はあなたの会社の人達みたいにブッキングとかの経験が浅いからしょうがないと思いますよ」とか言って何とかなだめて丸く収めました。って何で俺が?

ホテル到着後、再び飲みながらミーティング。
日程では俺が来た日がツアー最終日みたいだったけど、19日に追加で「勝ち抜きバンドコンテスト~Wachenへの道in 中国」みたいなのが北京であるそうなので、Miriam女史とWachenグッズで身を固めてた男性スタッフ(結局名前聞くの忘れた)が審査員で参加、バンドはスペシャルゲストとしてライブをやってから帰国するんだとか。

皆ドイツ語で延々話しててチンプンカンプンでしたが、MarcusやLarsがちょいちょい気を使って話しかけてくれたりして有難かったですねぇ。でも隣にいたArkadiusとは結構話しましたね。
日本には絶対行きたいって熱い話とか、今度のRunning Wildトリビュートの話とか日本ではSiudAkrAのファンが居るのか?とかアートワークを手掛けてるKris Verwimp氏の話とか興味深い話が色々とできました♪
1時間強程話し込んだ後、「一緒に飯行く?」と誘われましたが既に真夜中の2時半過ぎ&明日搭乗予定の飛行機の時間が早かったんで名残惜しいながらも皆にお別れの挨拶&再会を誓って(Miriam女史のハグ含む 笑)、ホテルへ戻る事に。


帰りのタクシーですが、運ちゃんがこれまた良いキャラでしたね。
ホテルの住所見せて確認して貰ってたんですが、道を間違えてホテルの前を普通にスルーしたりするので、何故か自分が教えてあげました。教えてあげたは良いけど最後は道路逆走してみたりとか最後までありえない展開で流石としか言い様がありません。運ちゃんも最後の逆走ではかなり動揺してた様子でした(笑)
運賃は深夜割り増しがついてましたが行きの料金と殆んど変わらない金額。安いなぁ。

で、翌日は朝8時に起きてチェックアウト後、地下鉄で人民広場へ移動~眠い&朝の出勤ラッシュと重なった為タクシーで龍陽路駅まで移動(それでも50元=750円程度)し、またまたリニアで空港まで移動して無事に帰国できました。


今回は急遽、参戦を決めたのでバタバタしてましたが意外と一人で行っても何とかなるもんだなぁと実感しましたね。今回、招待してくれたバンドや関係者の皆様、中国のメタラーさん達には親切にして貰って大感謝。
またいつか再会したいもんですよ。ホント楽しかったなぁ。


長々と書いてみましたが今回の短い旅はこれにて終了です。
by supernova46 | 2009-06-22 21:38 | Live
スペルボーン(Spellborn)